カワサキのバイク

カワサキのバイクの魅力を紹介します。

古いと値段が上がるカラクリ・・・

一般的に機械製品は、年数が経つにつれてその価値は減少する。たとえばエアコンや冷蔵庫、テレビやパソコンは、時代とともに高性能化し、旧型の価値は落ちていく。“世界最初の”など、よほどの枕詞がつかない限り、何十年も前の製品が高値で取り引きされることはまずない。
 もちろん、バイクも機械だ。ところがこの世界では頻繁に、「古い」というだけでその価値が高まることがある。あるいは超高値ではなくても、劣化や減価償却を無視するように底値が維持されることも多い。
 このベースとなっている事実のひとつが、「バイクは趣味のアイテム」ということだ。現在、世界でプレミア化しているバイクの大半は、ビジネス車や原付スクーター以外の機種。これらは、生活のアイテムというよりも趣味の道具として扱われる。つまり、古い楽器や骨とう品などが高騰するのと同じ要素を持っている。
 またバイクは、その流通量が少ないこともあり、クルマと比べればはるかに、経年による値落ち率が低い乗り物だ。10年が経過したファミリーカーには、新車価格の1/10で販売される中古車も少なくないが、バイクの場合、10年落ちの車両でもせいぜい1/3の価格になるかどうかといったところである。
 このようなふたつの背景が、絶版バイク高騰の下支えとなっている。そしてその一部機種に、「超希少」とか「根強い人気」とか「流行」などのさらなる理由が加わることで、驚くほどの高値に発展していくのだ。

カワサキのはじまり

今の川崎重工業(株)のはじまりは、1878年創始者の川崎正蔵氏が東京/築地に「川崎築地造船所」をスタートさせたことから始まりました。我らがカワサキの起源は造船だったんですね。その後、川崎造船所となった後、1894年に日清戦争が勃発。川崎造船所は船の修理を中心に依頼が殺到し、企業として成長していったんです。

 

そして、企業として大きくなっていったカワサキは航空機産業にも進出し、1922年には自社製の飛行機も完成させます。1939年には社名を今の「川崎重工業」に変更。1941年に造られた戦闘機「飛燕」は有名ですよね。最速を目指した「カッコいい戦闘機」の代名詞として、今でも数多くのファンがいます。

 

太平洋戦争で敗戦国となった日本は航空機を製造することを禁止されてしまいます。しかし、カワサキにはエンジンを製造するための世界トップレベルの技術者もいるし、それを造る設備もあります。そこで当時ブームを巻き起こしていたモーターバイク市場に進出。エンジニアたちは新しいチャレンジに情熱を注ぎ、オートバイ市場に本格参入していきます。

造船や航空機、鉄鋼業など大規模な産業で培ってきた高い技術を小さなエンジンに凝縮し、まもなく「カワサキ製エンジンは性能が良い」という評価を獲得していきます。「メイハツ」っていう昔のオートバイメーカーをご存じでしょうか?カワサキ航空機の製造した小型2サイクルエンジンを搭載した「明石の発動機」のオートバイ。略してメイハツって訳ですね。

ではでは。

カワサキの特徴

カワサキは若い層からの支持というよりも年齢を重ねたダンディな男性陣から支持を受けていたバイクメーカーなのですが、近年では若い層からも支持されるようになりました。

実はバイクはメインの産業ではなく、川崎重工としてほかにもさまざまな乗り物を製造しているのはよく知られた話。

 

カワサキが近年手がけているバイクは高速道路やサーキットなどスピードを出すシーンから街乗り向けまで幅広く展開しています。特にガンガン走りたい人から高い評価を得ているNINJAシリーズ、Zシリーズは男性のみならず女性からも定評があります。

その中でもNinjaシリーズは原付き2種から大型のリッターマシンまで幅広く展開しています。日本国内だけなく海外でも人気で、出荷台数はカワサキ内でも1、2を争うほどです。

将来的にはEVのNinjaが出るのでは、とも噂になっていますしこの先も不滅なのでしょうね。

ただ、カワサキは昔から性能を求めるあまり安定性にやや劣る面があり、5年乗っているとどこかで不調が起きると言われています。近年では壊れにくくなってきており、品質面でも安定しているため初心者でも安心して乗ることができるでしょう。

それでも男ならカワサキ一択です!!

カウルなし250ccの人気が急上昇

250ccモデル、と聞いてすぐに思い出すのは、やっぱりスポーツバイク、それもフルカウルを装備した、4メーカー出揃ったスーパースポーツたち。

CBR250RR、YZF-R25と、GSX250Rにニンジャ250。もちろん注目度は高いし、メーカーも注力して開発してきた看板モデルだ。

けれど、250ccのラインアップを見渡してみると、いろんなカテゴリーがあるのに気づく。カウル付きスーパースポーツを筆頭に、スクーターも、オフロードモデルも、クルーザーも、ノンカウルスポーツモデルもある。

そして、フルカウルスポーツに比べて注目度はやや落ちるとはいえ、いま実際にユーザーが欲しがっているのは、このフルカウルではないスポーツバイクだったりする。もちろん、フルカウルスポーツが「旬」だった時期もあったけれど、この10年間の250ccクラス販売ランキングはどうかな。。。

この流れを見てみると、フルカウルスポーツいいな、でもスクーター便利だし、でも今はカウル付きじゃない方がいいや、とも見える。

もちろん、250ccという排気量制限がある中では、1000ccクラスのビッグバイクのように、スーパースポーツだけが突出してハイパフォーマンスなわけではないから、ノンカウルスポーツの性能が著しく劣る、なんてことはないからの人気だともいえる。

普通二輪免許の範囲で乗ることができる250ccのメリットとは、車種のタイプが豊富なことはもちろん、車検がないから維持費が安く、保険代も税金も安い、ということがも大きいだろう。

もうひとつは、ちょっとそこまで「気軽に走りに行ける」ということだ。

 

なぜ、これほどまでの人気を誇るのか?

1969年に登場したホンダCB750FOURは、国産初の4気筒エンジンやディスクブレーキによる高速性能の高さが評価され、日本はもちろん欧米でも人気モデルとなった。カワサキも同時期に大型モデルを開発していたのだが、CBに先行されたためコンセプトを変更し、開発時間をかけてより以上の高性能を追求。72年に満を持して発売されたのがアメリカ市場を中心に大ヒットしたZ1だ。

だが当時の日本には「国内向けオートバイの排気量は750㏄未満」というメーカー間の自主規制があり、903㏄のZ1をそのまま市販することはできなかった。そこでカワサキは翌73年にボア・ストロークを共に縮小して排気量を746㏄としたZ2(750RS)を国内に投入。先行していたホンダCB750FOURの牙城を崩し、国内の大排気量車を代表する人気モデルとなった。

その後、Z1は76年にエンジンの排気量アップやフレーム強化などをはじめとする大幅なマイナーチェンジを施したZ1000へと進化し、78年には直線基調のシャープなルックスに大変身したZ1000Mk‐Ⅱが登場。国内向けにはZ1とZ2の関係と同じく、750㏄版のZ750FXが用意された。

今でこそ絶版車市場で高い人気を得ているZ1000Mk‐Ⅱだが、70年代は逆輸入という手法が一般的ではなかったうえに、国内仕様のZ750FXと見分けが付かない兄弟車であり、1000㏄以上に排気量アップできるパーツも豊富に揃っていたから、Z1000Mk‐Ⅱを逆輸入してまで乗りたいというユーザーはほとんどいなかったと思う。

当時オートバイレポーターになりかけだった僕は、経験を積むべく各メーカーの広報車(メディアなどに貸し出す車両)や輸入販売店の試乗車に片っ端から乗りまくっていたが、75年に免許制度が改定されて人気の中心が中型車に移り、個人的な関心も400、250モデルにあった。たまたま編集部にZ750FXの広報車が長期貸与されたので自分のオートバイのような顔をして3ヵ月ほど乗っていたが、GS750、CB750Fといったニューモデルと乗り比べると基本設計の古さが滲んでいて物足りなかったし、僕自身、大学生時代にZ2を所有していたとはいえZに対する特別な思い入れもない。率直に言って、昨今のZ1000Mk‐Ⅱ人気の理由もわからないのだ。

「Z900RS」の魅力とは!?

このバイクを知っているか?

そう、カワサキを販売台数首位に押し上げた立役者だ!

2018年、バイク業界にちょっとした異変が起きました。

国産メーカーであるホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4社は

"4大メーカー”なんて言われ方をすることもありますが、

その勢力図が塗り替えられたのです。

その原動力となったのが、2017年の12月に発売された「Z900RS」という

モデルです。写真を見たら「ああ、知ってる」と

思う人も多いかもしれません。それくらい、

このバイクは売れているのです。2018年の販売台数ランキングでは

圧倒的なトップ!なかには「あれ? ゼッツー!?」なんて思う昔からのバイク好きもいることでしょう。

そう。このバイクが売れている理由のひとつは、そのスタイリングにあります。同社が1970年代に販売していた名車「Z1」や「Z2」(正式名称は「750RS」。愛称「ゼッツー」)のデザインを見事に復活させているのです。

 

かつて一世を風靡した「Z1/Z2」はカワサキが世界最高峰の性能を目指して開発し、実際にその座に着いたマシンでした。しかし、その後の長きに渡って愛され続けたのは、速さだけでなく乗りやすさも持っていたから。「Z900RS」は「Z1/Z2」のスタイリングだけでなく、その乗りやすさや運動性能も再現している点が、これだけ多くの支持を集めている理由でしょう。そして「Z1/Z2」がカワサキを世界のトップメーカーの座に押し上げたように、今、再び同社の躍進させる原動力となっているのです。

カワサキ W800は「バイクは一台派」にとって最強か? お散歩インプレッション

ドコドコドコッと信号待ちでも心地よく身体に染み渡る鼓動感こそ、「また次の週末もバイクに乗ろう」と思わせてくれる最大の魅力かもしれません。

これぞw800の最大の魅力でしょうか。。。

このW800も日本のどこを走っても、置いても絵になります。それがまた旅へといざなうはずです。そんな魅力がたくさん詰まっているw800

最近ではネオクラシックという種別もあるが、それで言うならW800はクラシックそのものであり、そのスタイルは「往年の英国車」よりも完成されていて魅力的だ。

排ガス規制の厳しい中、ますます走りも楽しいエンジンになっている。これからも世代を超えてずっと愛されてほしいと思う。

そしてWのことを考えていると、また“カワサキW”熱にうかされてしまうこととなる。梅雨が明け、夏が本格化したらミーヨを探しにW800ストリートで走りに行こうかな。ミーヨは小説や映画に登場するロングヘアのヒロイン。あぁ……、この病、生涯なおりそうにない。